「コタンの会」は次の3つの役目を果たします。
(1)北海道大学および全国の大学その他から返還されるアイヌ遺骨を、それぞれの地元に受け入れます。また受け入れたアイヌ遺骨の再埋葬地を管理します。
(2)再埋葬した遺骨に対して、アイヌプリ(アイヌの流儀)による慰霊を定期的に行ないます。アイヌの心を表現し真摯なる畏敬の念を表す慰霊、自然界をはじめとするあらゆる神様への祈りであるカムイノミと先祖供養の祈りであるイチャルパを行ないます。
(3)アイヌが古来もっている権利=「先住権」について学び合いの場をもうけます。とりわけ日高地方各地でコタンを復活/再生させ、先住権の回復に努めます。